今こそ?今更?Fuzz Face作ろうと思ったわけ
前回FuzzFace作ってみよう宣言記事をアップさせていただきました。その理由を振り返ってみました。
最近Fuzzペダル人気?
で、最近ネットやYouTubeでFuzzを見かけることが多くなったような気がします。
そんな動画でFuzzFaceの使い方を教えていただけるようになりました。
ストラトを繋いでペダル側のVolumeとFuzzのツマミをまずは全開近くにして、ギター側のボリュームでコントロールすることで、クリーン、クランチ、ディストーション、ファズの全てが出るという素晴らしいエフェクターであるということですね。(私も最近まで知りませんでした)
そしてFuzzFaceはゲルマニウムトランジスタとシリコントランジスタの両方が存在しますが、こと最近のブティック系のFuzzFaceクローンはゲルマニウムトランジスタを使って超クールなサウンドが作られています。
ゲルマニウムトランジスタのキングNKT275が消えた
そのゲルマニウムトランジスタのキングはやはりNKT275のようですね。
そして、ネットの某パーツショップを監視していたのですが、半年ほど前に、突然NKT275が売り切れになり、その後はリストから消去されてしまいました。
おそらく、FuzzFace自作系のサイトが人気になったことも要因だと思いますが、他のゲルマニウムトランジスタも一気に品薄になって来たようです。
ということで、今こそゲルマニウムトランジスタを選んでFuzzFaceを自作できるのに最後のチャンスではないのか、、、と言うことを思ったからです。
そうだ昔Fuzzを自作していたのを思い出した
で。実は学生時代にFuzzを作成していたのを思い出し、引っ張り出してみました。
なんと、2つのトランジスタFUZZを1つの箱に収めたペダル作っていました。
回路を見ると、どうやら左がシリコントランジスタ2石のFuzzFaceクローンで、右がゲルマニウムトランジスタ3石の、ToneBenderクローンのようです。
確かこの本を見てそのまま制作したかと思います。

しかもこのペダル作った時の日付の代わりに、卵の賞味期限シールをはっており、なんと1993年(^^と言うことでした。
学生時代の工作と言うことですねw
左側のFuzzFaceには、シリコンの2SC945を使っていました。
右側のToneBenderにはゲルマニウムの2SB187を使っていました。
当時はおそらく海外にはNKT275もまだ潤沢にあったと思いますが、逆に秋葉原では海外のトランジスタはなかなか売っていなかったと思います。
ちなみにその頃、既にゲルマニウムトランジスタはもうレアになり始めていました。
と言うことで、2020年となり絶滅寸前のゲルマニウムトランジスタを今味わうためにFuzzFaceを久しぶりに作ってみたくなったのです。
サウンドハウス:JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) FFM2 Fuzz Face Mini Germanium
サウンドハウス:JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / JHF1 Jimi Hendrix Fuzz Face Distortion
サウンドハウス:Manlay Sound ( マンライサウンド ) / Baby Face Ge Blue
サウンドハウス:Manlay Sound ( マンライサウンド ) / Super Bender ZOSO logo
ピンバック: BOSS Waza TB-2W Tone Benderに使われたゲルマニウムトランジスタをじっくり観察してみた | Project JAZZCASTER