Fulltone終了という衝撃ニュースがあったので OCDについて調べてみた。


衝撃のニュースが流れた

先日、ギター界隈のSNSで残念なニュースが流れました。それは元祖ブティックペダルメーカーのFullToneが30年の歴史の幕を閉じ廃業するという情報です。

“This 4 year climate makes 100% made in the USA impossible. It’s time for the old guy to move out of the way and make room for the geniuses of the next generation,” writers owner Michael Fuller in an alleged leaked memo.

Via:GuitarWorld – Fulltone reportedly shutting down its California factory after 3 decades

TC楽器さんも緊急で動画アップされました。

このニュースによってすぐ様Fulltoneの代表的オーバードライブペダルのOCDがネットショップなどでこぞって売り切れ、フリマサイトではいきなり価格高騰となる事態になってしまいました。

このようにFullToneで最もポピュラーなペダルはOCDということで、もう購入出来ないとなると最終バージョンとして今こそ手に入れるべきペダルということなんでしょうね。

歴代FullTone OCDを調べてみる

そんなFullton OCDの発売は2005年ということで現代まで9つのバージョンが発売されました、そのうち8バージョンをレビューした素晴らしい動画がアップされています。

そしてこちらのイタリアのサイトではFulltone OCDの9バージョンの基板に踏み込んだまとめ記事を公開されています。

All the versions of the Fulltone OCD may be recognized by their serial number or, in case of the version 2, by the look of the pedal.

Via: AlbertoDessi. – Fulltone OCD – All the 9 Versions
  • V1.1
    • 豊かなローエンドとハイエンド
  • V1.2
    • 低域が少なくなり、中域が増え、低域がソフトになる
    • ボリュームポットが100kから500Kに変更された。
  • V1.3
    • よりパワフルな中域、より長いサスティン、よりコントロール出来るトーン回路
    • ドライブポットが500kから1Mへ
    • トーンコンデンサが0.1μから0.047μへ変更される
    • トーンポットが25Kから10Kへ変更される
  • V1.4
    • 低域が減少、より倍音が出るように、ボリューム操作でよりコントロールが出来るように。
    • クリッピングセクションにゲルマニウムダイオードを追加。
    • ボリュームポットが対数タイプに変更される。
    • オペアンプ周りの定数変更とコンデンサの変更によって、低域の反応が少なくなる。
  • V1.5 V1.6 V1.7
    • V1.4に準じる
  • V2.0
    • これまでと完全に異なるサウンドに。低域がより増える
    • 表面実装基板技術の採用
    • Enhanced Bypass回路の付加、On/Offが可能。
    • 入力インピーダンスが330Kから1Mに。
  • Customshop – Ge Version
    • 優れた解像度、チューブライクのサウンド、より広いダイナミックレンジ、より長いサスティン、よりフォーカスした単音のトーン
    • クリッピングセクションに2つのゲルマニウムダイオードを採用、ゲルマニウム時代に原点回帰

FullTone OCDの誕生が2005年からの大体の変化が把握できました。

FulltoneOCDの回路図を確認

初代Fulltone OCDの基板をみると、パーツや回路がコピー出来ないようにモールドされて隠されていますが、それでも解析されWebにアップされています。

こちらが有名ですね。Revolutiondeuxのサイトから拾わせていただきました。

回MXR Distortion+を同じ様にオペアンプの増幅後にクリッピング回路によるハードクリッピングのディストーション回路になっていますね。

ただ、クリッピング後に音量をアップする為の増幅段のオペアンプで増幅してトーンコントロールを付加されています。
流石にMXR Distortion+のようにボリューム最大でやっとバイパスと同じ音量というのは使い難いということだと思います。

そして通常はダイオードがクリッピングで使われることが多いのですが、2N7000 MOS FETが採用されているが最大の特徴となっているようです。

これは元祖TS系のブティックペダルであるFulldrive でもMOSFETクリッピングが使わているようにFulltoneの拘りということかもですね。

さらに、片方のクリップにゲルマニウムダイオードを追加することで、非対称クリッピングが実現されている回路のようです。

こちらの掲示板でFullTOne OCDのいくつかのバージョンを比較した回路図が公開されていました。
ブルーで示されたパーツがバージョンによってことなるパーツや定数が採用さた部分ということです。

これらの回路図の情報からFulltone OCDの各バージョンでの進化は以下の3点という感じでしょうかね。

  • ゲインをより高く。
  • ローカット/ハイカット/トーンのバランスがよりローカットに。
  • バージョンによってクリッピング部のゲルマニウムダイオードの構成が違う。

ということで、少し前、FullTone FullDriveのシミュレーションしましたが、実はてOCDの回路も作っていましたので次の記事ではそれで解析してい行きたいと思います、、、、続く

なので次の記事でシミュレーションもやってみた記事を書きたいと思います。、、、、続く





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