#Warmoth

Warmothで初めてギターを作る方が見るべき動画


米国のWarmoth社もコロナウィルス流行の影響で自宅勤務されているようです。
そこで最近Warmothの公式動画はスタッフの方が自宅からアップロードされているようです。
先日、ギター自作初心者の方がWarmothギターボディとネックをどう選ぶかという動画がアップされました。

このビデオの対象者

ギターを組み立てのビギナーと言っても全く異なる2種類の方が存在する。
ギター演奏は20年のキャリアがあり自身でギターのセットアップ方法を持っていて、ギターの各部の機能を理解している人。
ギター演奏歴は数年でギターショップにお任せの人で未だあまり経験がを持たれていない方。
今回のビデオでは2番目の方の為に説明する為にアップした。

初めて選ぶボディタイプ何が良いか?

ストラトキャスターボディをお勧めする。
多くの方がテレキャスターボディの方が簡単では無いかと考えていると思う。しかしそれは違う。
テレキャスターは様々なパーツが独立して取り付けられている構造である。
例えば、リアピックアップはブリッジに付けられているので、配線を間違ったり変更する際にはブリッジを取り外す必要が出て来る。(弦も全て外す必要がある)

一方でストラトキャスターはこれらのパーツがピックガードに纏めて取り付けられているので、配線やピックアップに問題がある場合は弦を緩めてピックガードを取り外して作業することが出来る。
更にハードテイルブリッジのボディ(シンクロナイズドトレモと非搭載)をお勧めする。
初心者の方がトレモロブリッジのセットアップするのは難しいからだ。

最初に選ぶべきボディ材は

スワンプアッシュ、アルダー。マホガニーから選ぶと良い。
これらの木材はバニラのようなエッセンスを持っている。

Warmothでは様々なウッド、バインディングやエッジアクセントウッド、個別にトップ材等を選択することが可能であるが、これらはある程度の経験を基にして選択した方が良い。

よって最初は3種類の木材のエッセンスを感じる為にも、3種類の木材を基準にして次のステップの為のる基礎知識を得る為にも、まずはシンプルな選択をお勧めする。

最初に選ぶべきネック材は?

ネックにも様々なレシピがある。
しかし最初に選択すべきなのは、シャフトウッドと指板共にメイプル。あるいは、シャフトウッドがメイプルで指板をインディアンローズウッドの2つのタイプだろう。

最初に選ぶべきネックプロファイルは?

ネックプロファイルについても、通常のスタンダードシンに対して他のエッセンスを加えることが出来る。
しかしより太いプロファイルやウルトラシンタイプを選ぶのは自由だが、最初にどれを選んで良いか決めかねている場合は、これも基本となるスタンダードシンをお勧めする。

フレットサイズや材質は?

多くの方は6150ミディアムジャンボフレットを選択しているが、私のお勧めはステンレスフレットを選択することである。
わずか20ドルの追加で、将来殆ど交換する必要が無くなる、あるいはより長く使えるからである。

ペグ(チューナー)タイプはどれが良いか?

GOTOH製チューナーだが、最初はビンテージタイプ、つまり、クルーソンタイプのチューナーはお勧めしない。
このタイプのチューナーは2つのペグが同じボルトで共締めされている。
取り付けする際にこのボルト穴を開ける必要があるが、穴の位置によっては隣り合うぺぐの位置がズレてしまい、更にこれが相乗され全てのペグの位置決めが難しくなるからである。

GOTOH ( ゴトー ) SD91-05M-L6-Nickel エレキギター用ペグ¥3,780(税抜)(¥4,158 税込)

GOTOHのチューナーには各ペグユニット毎に1つの取り付けネジを持つタイプがあるが、これを選択すると個別に取り付けることが出来、クルーソンタイプのようにお互いの取り付け位置の影響を受けることは無い。

GOTOH ( ゴトー ) SD91-05M-L6-Nickel エレキギター用ペグ¥3,780(税抜)(¥4,158 税込)

最初に作るギターまとめ

  • シンプルを心掛けること
  • 複数のエッセンスを混ぜない
  • お互いに影響しない構成を選択すること

電装系を組み立てるには、良いハンダコテを買う方が良い。

ギターの組み立てはロケット工学のように高度な知識は必要無いので怖がらずに飛び込んで来て欲しい。

いかがでしょうか?

皆さんが最初にWarmothを注文する時にはとても役に立つ情報だと思います。

更に私が補足したい事

個人的な経験としてパーツ類は、Fender、Gibosonの純正やそれに準じるサイズ互換が確認されているものを選ぶことです。
例えばAmazonで販売されている安価なパーツ類は、互換性があるように書かれている場合でも、各部の寸法やボルト類のサイズやピッチ、穴開け位置が微妙に違うケースが本当に多いということです。
出来るだけ標準のパーツを選択する方が安全ですし、その後のトラブルも避ける事が出来ると思います。
もし心配な場合は、Warmothでもブリッジやペグが販売されていますので一緒に注文すると互換性を確認してくれます。
又ピックガードもWarmothのサイトでカスタマイズして購入出来ますので安心です。
ピックガードを取り付ける時に穴を開けるのですが、サードパーティのピックガードの穴位置ってめちゃズレていますので後で別なものに取り替える時苦労することになります。

FENDER ( フェンダー ) / 4-BOLT ’70S VINTAGE-STYLE F LOGO NECK PLATE

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FENDER ( フェンダー ) / 11-HOLE ’60S VINTAGE-STYLE STRATOCASTER PICKGUARDS MINT GR

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FENDER ( フェンダー ) / PICKGUARD – CONTROL PLATE MOUNTING SCREWS CH (24)

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FENDER ( フェンダー ) / STRATOCASTER JACK FERRULES CH

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FENDER ( フェンダー ) / PURE VINTAGE STRAP BUTTONS NI

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FENDER ( フェンダー ) / AMERICAN SERIES LOCKING STRAP BUTTONS CH (2)

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