理想FuzzFace回路にギター回路を追加してFuzzノブを0から10まで変化させてみた


前回までの検証でFuzzFaceの前にギターを接続するとある意味ピックアップとFuzzFaceが1つの発音回路として動作することが判り(たような気がする)ました。

LTspiceでギター側も考慮した回路図にした

そこで今回の回路図では、ギター側のトーン回路と、ピックアップコイル相当のインダクタンスも追加した状態でLTSpiceの回路シミュレーションを動かしてみました。

FuzzFace LTspice AC128 Hfe (Low, High)
FuzzFace LTspice AC128 Hfe (Low, High)

Fuzzノブを0から10まで変化させた波形シミュレーション結果

上の回路中のラベル、In、Q1-CV、Q2-CV、Out の順に画像の上段から表示させています。

Fuzzノブ0〜2での波形はクリップは発生していません。

ノブが3になると面白いことに入力波形が三角波のように非対称クリッピングが始まっています。
これは後段のトランジスタからの負帰還によるものだと思いますが、回路全体では歪み始めていると言って良いと思います。

Fuzzが4で初段の非対称クリップが見えてきました。

そしてFuzzノブ5で後段のトランジスタもハードクリッピングを始めています。

Fuzzノブ6で前段トタンジスタが非対称クリッピングながら上下共にクリッピングを開始、そして後段も上下でハードクリッピングが発生します。

Fuzzノブが7、8、9になるとクリッピングが更に激しくなります。

Fuzzノブが10つまり最大でほぼ方形波になります。

FFT分析で倍音の発生を確認した

次にFFT分析で、周波数の分布をシミュレーションしてみました。
ここではギターがわを400Hzにしてシミュレーションしています。
一番右側の山が400Hzで、その次の山が800Hzつまり2次倍音が発生、その次から山が更に高い周波数の倍音が出ていることが判ります。

そしてFuzzノブが0がら増やすに従って倍音が増えて来ますが。面白いのは8から9でこれまでとは異なる倍音分布になるということでした。

Fuzzノブを変化させた時のシミュレーションまとめ

  • Fuzzノブ4くらいから歪を感じ始める。
  • Fuzzノブ8から9でFuzzFaceらしい複雑な倍音構成のサウンドになる。ここがスイートスポット。

いかがでしょうか?
実際にベストなゲルマニウムFuzzFaceの動作をよくシミュレーション出来ていると思います。

参考までに今回の結果をスライドショー動画にしました。

こちらがFFT分析(周波数の分布)したカーブのスライドショー





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