#エフェクターIbanez Tubescreamer TS9

TSクローンだらけになったのでまずはMy TS9で計測の練習


オーバードライブペダルが一気に6台送られてきました!

TS系のペダル一気に5台を@kazz51さんから、BOSS BD-2を@ikisugita_DIYさんから、合計6台まとめて送って頂きました!ありがとうございます!

お借りしたTSクローン5台+BD-2

そのうち(おそらく)TS系ペダルが一気に5台揃ったということで、今回からしばらくTuescreamerキャンペーン期間となりますw

なので、これから5台のTS系ペダルを比較してみるのですが、いきなり音を出してしまうと私の悪い耳とその外観から来るブラシーボ効果によって先入観が生まれてしまいます。

なので変な先入観を無くする為にまずは音は出さないで計測して見ることにしました。

歪みペダルの代表的な特性はEQ、コンプレッションと倍音とその時系列変化として以下の項目を計測してみます。

  • EQ → 周波数特性
  • コンプレッション → 波形
  • 倍音 → FFT
  • 倍音の時系列変化 → 周波数スペクトラム

標準原器はMy TS9に

で、計測で比較するにも音を出して比較するににしても基準となるペダルがあった方がいい、ということで所有していたIbanez Tubescreamer TS9を今回の標準原器にすることにしました。

Ibanez TS9 Tubescreamer
Ibanez TS9 Tubescreamer
Ibanez TS9 Tubescreamer
Ibanez TS9 Tubescreamer

このTS9はいつ購入したのか覚えていなかった(ここ数年じゃないことは確かw)のですが調べてみるとIbanez TS-9 1st Reissueってやつみたいですね。

なので、このTS9はビンテージでもなく、最新機でもなく、純正のTubescremerでもあり、新品で購入したワンオーナー機でもありますので、手前味噌ながら標準原器として最適なのではと思います。

まずはMy TS9で周波数特性を計測してみる

ということでまずは、周波数特性の結果から。から計測してみます。

測定方法はオーディオインターフェイスMOTU M2にペダルを接続してPCのオシロスコープソフトで計測します。

Ibanez TS9 Tubescreamer
Ibanez TS9 Tubescreamer

オーディオインターフェイスでの計測についてはこちらの記事にも書いています。

TS9の周波数特性測定結果

こちらが、Ibanez TS-9 1st ReissueのTONEを0、2.5、5、7.5、10に設定とDRIVEも同様に0、2.5、5、7.5、10に設定した時、5×5の25の条件の周波数特性の計測結果です。

Ibanez Tubescreamer TS-9 周波数特性
Ibanez Tubescreamer TS-9 周波数特性

線が多すぎでちょっと見難いかもしれませんが、100Hz以下を見ると5本の束が出来ていると思います。
これがDRIVEを0、2.5、5、7.5、10に設定した時の状態が見えて来ると思います。

なので、もう少し見易くする為にGAINごとにの周波数特性を出してみます。

まずTS9のDRIVE=0でTONE=0、2.5、5、7.5、10の時の周波数特性

Ibanez Tubescreamer TS-9 周波数特性 DRIVE=0 TONE=0/2.5/5/7.5/10
Ibanez Tubescreamer TS-9 周波数特性 DRIVE=0 TONE=0/2.5/5/7.5/10

TS9のDRIVE=2.5でTONE=0、2.5、5、7.5、10の時の周波数特性

TS Clone #3 周波数特性 DRIVE=2.5 TONE=0/2.5/5/7.5/10
TS Clone #3 周波数特性 DRIVE=2.5 TONE=0/2.5/5/7.5/10

TS9のDRIVE=5でTONE=0、2.5、5、7.5、10の時の周波数特性

Ibanez Tubescreamer TS-9 周波数特性 DRIVE=5 TONE=0/2.5/5/7.5/10
Ibanez Tubescreamer TS-9 周波数特性 DRIVE=5 TONE=0/2.5/5/7.5/10

TS9のDRIVE=7.5でTONE=0、2.5、5、7.5、10の時の周波数特性

Ibanez Tubescreamer TS-9 周波数特性 DRIVE=7.5 TONE=0/2.5/5/7.5/10
Ibanez Tubescreamer TS-9 周波数特性 DRIVE=7.5 TONE=0/2.5/5/7.5/10

TS9のDRIVE=10でTONE=0、2.5、5、7.5、10の時の周波数特性

Ibanez Tubescreamer TS-9 周波数特性 DRIVE=10 TONE=0/2.5/5/7.5/10
Ibanez Tubescreamer TS-9 周波数特性 DRIVE=10 TONE=0/2.5/5/7.5/10

これらの周波数特性の動きを見ると、やはりTONE=5が最もニュートラルなミッドブーストとなっていてGAINを変えても比較的特性の変化が把握しやすいと思います。
またTONE=2.5~7.5の間は微妙な調整になりますが、そこから下、あるいはそこから上にすると一気に特性が変化するので、区別した方がよさそうですね。

なので、TS9のセッティングとしてはまずはTONEノブを5の状態でDRIVEを変化させるのが良いかもしれませんね。

次に、TONEノブを固定してDRIVEを変えてみた周波数特性グラフです。

TONE=0でDRIVE=0、2.5、5、7.5、10の時の周波数特使

Ibanez Tubescreamer TS-9 周波数特性 DRIVE=0/2.5/5/7.5/10 TONE=0
Ibanez Tubescreamer TS-9 周波数特性 DRIVE=0/2.5/5/7.5/10 TONE=0

TONE=2.5でDRIVE=0、2.5、5、7.5、10の時の周波数特使

TS Clone #3 周波数特性 DRIVE=0/2.5/5/7.5/10 TONE=2.5
TS Clone #3 周波数特性 DRIVE=0/2.5/5/7.5/10 TONE=2.5

TONE=5でDRIVE=0、2.5、5、7.5、10の時の周波数特使

TS-9 周波数特性 DRIVE=0/2.5/5/7.5/10 TONE=5
Ibanez Tubescreamer TS-9 周波数特性 DRIVE=0/2.5/5/7.5/10 TONE=5

TONE=5を基準としてDRIVEを上下させる歪みによる倍音が強くなるのですが、同時にEQがローミッドよりになるということが判りますね。

TONE=7.5でDRIVE=0、2.5、5、7.5、10の時の周波数特使

Ibanez Tubescreamer TS-9 周波数特性 DRIVE=0/2.5/5/7.5/10 TONE=7.5
Ibanez Tubescreamer TS-9 周波数特性 DRIVE=0/2.5/5/7.5/10 TONE=7.5

TONE=10でDRIVE=0、2.5、5、7.5、10の時の周波数特使

Ibanez Tubescreamer TS-9 周波数特性 DRIVE=0/2.5/5/7.5/10 TONE=10
Ibanez Tubescreamer TS-9 周波数特性 DRIVE=0/2.5/5/7.5/10 TONE=10

こうしてDRIVEを上げて行くとミッドローがプッシュされて行くのが判ると思います。

TS9の周波数特性まとめ

ということで、TS9の周波数特性の特徴は

  • ローカット&ハイカットの基本はミッドブースト
  • DRIVEを上げると同時にミッドローがプッシュされる
  • TONE=5でDRIVEを設定すると判りやすい。DIRIVEが決まるとTONEを微調整(2~8)する。
  • ただ、TONE=10に固定すると1KHz~2KHzをブーストされるトレブルブースター的(実際はミッドハイブースター)な周波数特性となる。

次の記事では、My TS9の波形観察、倍音分析、周波数スペクトラムなどを観察してみます。

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